花シリーズ ボタン

5月25日発行 



華麗なる存在感、ボタンの花。1961年ボタン切手の魅力

百花の王とも称される、豪華絢爛なボタンの花。その大きく優雅な姿は、見る人を圧倒する美しさを持っています。今回ご紹介するのは、そんなボタンの花が描かれた、1961年(昭和36年)発行の「花シリーズ」切手、5月に登場した「ボタン」切手です。その華麗な姿と、切手としての価値に迫ってみましょう。

豪華絢爛な美しさを閉じ込めた、一枚の切手の物語と価値

1961年5月25日に発行されたボタン切手は、「花シリーズ」の第五弾として登場しました。大きく開いたボタンの花が、鮮やかな色彩で描かれています。その花びらの重なりや、豊かな質感が、小さな切手の中に見事に表現されています。発行枚数は、同じシリーズの他の切手と同様に800万枚です。

気になる現在のカタログ評価は180円。同じシリーズの1月に発行されたスイセン切手の800円と比較すると、さらに低い評価となっています。これは、市場における流通量や人気、保存状態など、様々な要因によって左右されます。

しかし、切手の価値は値段だけではありません。このボタン切手からは、その豪華な姿を通して、豊穣さや幸福感を感じることができます。古くから日本人に愛されてきたボタンの花は、お祝いの席や贈り物としても用いられ、特別な意味を持つ花でした。この一枚の切手は、そんなボタンの持つ華やかさと、人々の想いを伝えてくれます。

あなたのコレクションに華麗な彩りを

もしあなたが古いアルバムや切手コレクションをお持ちでしたら、ぜひその中に1961年発行のボタン切手が眠っていないか探してみてください。豪華なボタンの花を見つけたなら、それはあなたのコレクションに華やかな彩りを添えてくれるでしょう。

もしお持ちのボタン切手の価値が気になるようでしたら、他の花シリーズの切手と合わせて、切手専門の買取業者に査定を依頼してみるのも良いかもしれません。専門家に見てもらうことで、それぞれの切手の持つ歴史的、文化的価値を知ることができます。

また、このボタン切手をきっかけに、ボタンの花を育ててみたり、ボタンの花が描かれた美術品を探してみるのも素敵です。その豪華な美しさに触れることで、切手の魅力がさらに深まるかもしれません。

さあ、あなたも1961年ボタン切手を通して、豪華絢爛な花の王の美しさを感じ、あなたのコレクションに華やかな一輪を加えてみませんか?