1961年 花シリーズ
1961年発行 花シリーズ
1月30日発行 スイセン
2月28日発行 ウメ
3月20日発行 ツバキ
4月28日発行 ヤマザクラ
5月25日発行 ボタン
6月15日発行 ハナショウブ
7月15日発行 ヤマユリ
8月 1日発行 アサガオ
9月 1日発行 キキョウ
10月2日発行 リンドウ
11月1日発行 キク
12月1日発行 サザンカ
時を超えて咲き誇る、1961年花シリーズ切手の魅力
何気なく手に取った古いアルバム。その中に、色鮮やかな花々が描かれた小さな切手を見つけたことはありませんか?今回ご紹介するのは、1961年(昭和36年)に発行された「花シリーズ」切手です。日本の四季を彩る美しい花々が描かれたこの切手は、単なる郵便料金の証票としてだけでなく、当時の日本の美意識や自然への愛着を今に伝える、小さな芸術品とも言えるでしょう。さあ、時を超えて咲き誇る花々の世界を覗いてみましょう。
日本の四季を閉じ込めた、12ヶ月の花物語
1961年の1月から12月にかけて、毎月発行された「花シリーズ」切手。日本の代表的な花々が、繊細なタッチで描かれています。それぞれの切手には、その花が最も美しく咲く季節の情景が凝縮されており、一年を通して日本の豊かな自然を感じることができます。
1961年 花シリーズ 発行リスト
1月30日発行:スイセン(水仙) - 冬の寒さの中で凛と咲く姿が印象的です。
2月28日発行:ウメ(梅) - 早春の訪れを告げる、可憐な花。
3月20日発行:ツバキ(椿) - 深い緑の中で、鮮やかな赤や白の花が映えます。
4月28日発行:ヤマザクラ(山桜) - 春の山野を彩る、優美な桜。
5月25日発行:ボタン(牡丹) - 豪華絢爛な、花の王様。
6月15日発行:ハナショウブ(花菖蒲) - 梅雨の時期に咲き誇る、凛とした美しさ。
7月15日発行:ヤマユリ(山百合) - 夏の高原に咲く、気品ある白い花。
8月1日発行:アサガオ(朝顔) - 夏の朝を彩る、涼しげな青い花。
9月1日発行:キキョウ(桔梗) - 秋の七草の一つ、紫色の清楚な花。
10月2日発行:リンドウ(竜胆) - 秋の野山にひっそりと咲く、紫色の花。
11月1日発行:キク(菊) - 秋を代表する、多彩な色と形の変化が魅力。
12月1日発行:サザンカ(山茶花) - 冬の寒さの中で咲く、温かみのある花。
特筆すべきは、シリーズ前半の5ヶ月、つまり1月に発行されたスイセンから、5月のボタンまでの切手が、現在ではプレミア切手として高い価値を持っていることです。当時の発行枚数や保存状態などによって価格は変動しますが、もしこれらの切手をお持ちでしたら、それは貴重な宝物かもしれません。
アクションを促すメッセージ:あなたの手元の小さな美術館を探検してみませんか?
もしあなたが1961年発行の花シリーズ切手をお持ちでしたら、ぜひ改めてその美しいデザインをじっくりと眺めてみてください。当時の印刷技術の高さや、花々の繊細な描写にきっと心を奪われるはずです。
そして、もしシリーズ前半のプレミア切手をお持ちでしたら、専門の買取業者に査定を依頼してみるのも良いかもしれません。思わぬ価値が見出される可能性もあります。
また、この切手をきっかけに、描かれている花々について調べてみるのも楽しいでしょう。それぞれの花が持つ花言葉や歴史を知ることで、切手の魅力がさらに深まります。
さあ、あなたの手元にある小さな美術館を探検し、1961年の美しい日本の四季を感じてみませんか?