切手 値上り


この切手の出番が登場します。 平成元年、約30年前の封書料金がはがきの料金になる感じです。
日本郵便が2017年6月1日から
はがきを現行52円から62円へ10円値上げすることを
12月22日に発表しました。
消費税の増税の度々値上げしているイメージですが、
純粋な料金の値上げは、
1994年に41円を50円に値上げして以来23年ぶりです。

52円 ⇒ 62円
端数額面を維持したままの値上げです。
55円や60円、65円でも良かったのでは。

今回の値上げにより、全国で取り扱うはがきの枚数が
2億通減ると、日本郵政は予測しています。
消費税が8%から10%に2019年10月に引き上げされる時
更なる値上げも予想されています。
若者を中心にはがき離れに拍車がかかる可能性があります。


今回の値上では、封書料金は据え置きです。
はがきは、アンケートのはがきしか、
最近は書いた記憶がありません。
受け取るのは、公共料金の引き落としの通知
これも、大半は、ネットやメールに代わっています。

家庭より、企業の方が影響を受けそうです。
郵便料金の推移が簡単に分かる表も付け足しました。

2017年5月に新たな62円切手を発行する予定です。

年賀状については、料金を据え置くようです。
毎年12月15日から翌年1月7日に投函された、年賀はがきが対象になるようです。


郵便料金変遷表
葉書 手紙
明治16年1月 1銭 2銭
明治32年1月 1銭5厘 3銭
昭和12年4月 2銭 4銭
昭和17年4月 5銭
昭和19年4月 3銭 7銭
昭和20年4月 5銭 10銭
昭和21年7月 15銭 30銭
昭和22年4月 50銭 1円20銭
昭和23年7月 2円 5円
昭和24年5月 8円
昭和26年11月 通常 5円 10円
年賀 4円
昭和41年7月 7円 15円/20円
昭和47年2月 10円 20円/25円
昭和51年1月 20円 50円/60円
昭和56年1月 30円 60円/70円
昭和56年4月 40円
平成元年4月 41円 62円/72円
平成6年1月 50円 80円/90円
平成26年4月 52円 82円/92円
平成29年6月 62円 82円/92円